すべて手造り。すべて本物。
伝統技能へのこだわりがサブミクロンの世界を実現します。機械の構造の中で最も重要な摺合面や基準面を、キサゲという道具と定盤等を使いながら平面度はもとより理想的な摺動面や基準面に仕上げていく事を【キサゲ摺り合せ】といいます。当社ではこの伝統技法を今もなおコツコツと忠実に守り続け、ユーザー様に喜んで頂ける最高の機械を造り続けます。
技能の伝統に挑むキサゲ作業
丈夫で安心して頂けるもの造りの思想。
工作機械の業界も時代が流れるにつれて大きく変化してきました。NC装置の機能や性能が格段に向上し、機械造りにおいて本来重要である機械精度の追求よりも NCで補正する事により得られる精度に重点が置かれるようになりました。当社では「丈夫で安心」「使い易い」「使い手を選ばない」の3点を守り日夜機械造りを続けております。故にそのような条件を全て満たすには、やはり使い手の気持ちに立ち、1台1台手仕上げで造り上げていく事でしか達成できないと考えております。
全ての機械に技術者の名前入りプレート。
製作担当者が1台ごとに責任を持って機械を完成させ、製品には「この研削盤は、私が誠意と情熱を持って造り上げました。末永く愛情を持ってご使用下さい。」との文面と技術者の名前を彫り込んだプレートを全ての機械に取り付けております。製作者がわからない機械ではなく、たとえ10年経っても常に製作者がわかる様にしており、当社の機械の品質に対するこだわりの表れです。