平面研削
前後ピッチ送りまたはトラバース送りで平面研削を行います。前後および左右の反転位置はティーチング操作で簡単に設定可能です。
TEL 0774-45-3611
FAX 0774-45-3600
JIMTOF2024 展示機種
平面研削盤に新しい可能性を。
もちろん簡単、そして安全に。
超精密CNC成形平面研削盤
WAZA-EVOLUTION
機械造りは変わらず妥協なし。
できることは大幅アップ。
長島オリジナルボディを採用
一切の妥協なく手作業でコツコツと造り上げるNAGASHIMAオリジナルボディを採用。オペレーターは長期に渡り、安心して高精度加工を行うことができます。
高い汎用性と操作性
制御装置は世界的にも信頼性が高く評価されるFANUC社製を搭載。これに当社オリジナル対話式ソフトウェアを融合させることで高い汎用性と操作性を実現します。
3軸ボールネジ+サーボモータ駆動
従来の上下・前後軸に加え、左右軸にもボールネジ、サーボモータ駆動を採用したことで3軸位置決め制御に対応。これにより様々な新しい機能を搭載。また油圧レスになったことで約60%の省エネ(当社比)効果も実現しました。
新システム「WAZA-LINK」に対応
WAZA-LINKは加工条件設定のミスを事前に可視化したり、加工条件等を機外で設定、保存したりすることができる当社独自のバックグラウンド編集システムです。これにより難しい加工でも安心して対応することが可能です。
あらゆる要求に対応する
対話ソフトウェアがあれば
研削加工の世界はもっと広がる。
標準研削機能
平面研削
前後ピッチ送りまたはトラバース送りで平面研削を行います。前後および左右の反転位置はティーチング操作で簡単に設定可能です。
多溝研削(2種)
2種類のワーク高さ、溝深さ、ピッチが異なる多溝加工を一度に加工することができます。
プログラム研削
複数の平面研削工程と溝研削工程を入力し、これを1サイクルで順番に加工することができます。ロータリードレス装置を搭載すれば、加工途中に形状の変更も可能です。
カキアゲ平面研削
左右反転位置を制御しながら前後ピッチ送りまたはトラバース送りで平面研削を行います。また、切込み深さに応じて左右反転位置を補正することも可能です。
カキアゲ溝研削
左右反転位置を制御しながら、溝研削を行います。また、切込み深さに応じて左右反転位置を補正することも可能です。
マルチ研削
サイズが異なるワークを1サイクルあたり最大6個まで順番に平面研削を行うことができます。タッチプローブ(OP)を搭載すれば自動測定にも対応します。
オプション研削機能
コンタリング研削
簡単な対話設定と形状プログラムを入力すれば、任意の形状加工が行えます。オプションのWAZA-LINKと連携すれば、加工開始時のシミュレーションも可能です。
カキアゲ コンタリング研削
コンタリング研削に左右軸の位置制御を追加した機能です。プレス金型パンチ等の加工に対応します。
サイズが異なる複数個の
連続加工は設定ミスが怖い?
マルチ研削加工風景
通常、平面研削盤でサイズの異なるワークは1つずつ加工するもの。しかし当機の「マルチ研削機能」を使えば、サイズの異なる複数のワークを自動で連続加工することが可能です。これを聞いたオペレーターはきっとこう思うでしょう「設定ミスが怖いのでやりたくない」と。当機はこの課題を克服するため、新たに「干渉チェック機能」を搭載しました。設定後「干渉チェックボタン」を押せば、事前に機械が安全に加工できるかを知らせてくれます。
砥石の当て込み作業が不要に。
さらに寸法も仕上げてくれる。
まさにスキルレス。
タッチプローブ(OP)搭載で自動測定に対応
WAZA-EVOLUTION専用オプション「タッチプローブ」を搭載すれば、ワークの加工開始高さ検出と加工後の自動寸法測定が可能です。これによりワークへの砥石当て込み作業が不要となるため、研削経験が少ないオペレーターであっても安心して正確な加工段取りが行えます。
コンタリング研削は操作が難しい?
お任せください、とても簡単になりました。
当機の進化したコンタリング研削機能は、オペレーターの心理的なハードルを大幅に下げます。例えば、従来の加工条件の他に工具径補正や加工開始時のアプローチ動作まで対話入力ができるようになったため、NCプログラムの知識はほとんど必要なくなりました。形状データは専用のソフトウェア「コンタリングエディター」で作成、さらに設定ミスに不安を覚えるオペレーターは新システム「WAZA-LINK」を使用すれば「加工開始前」に砥石とワークの干渉が発生しないかのシミュレーションができるため、安心してコンタリング研削を行うことが可能です。
条件設定画面
設定ミスを事前に可視化する
新システム「WAZA-LINK」
WAZA-LINKは「簡単、安心」をコンセプトとしたWAZA-EVOLUTIONの機能を最大限に引き出す当社独自システムです。このシステムを用いれば、マルチ研削機能の干渉3D表示、コンタリング研削機能の加工シミュレーション、作業効率を最大化するための機外での加工情報の設定確認、編集、保存ができるバックグラウンド編集、さらにタッチプローブ(オプション)を搭載すれば、最大12点の平面測定結果の保存も可能です。
プログラム研削専用画面
マルチ研削専用画面
コンタリング研削専用画面
12点測定専用画面
各加工機能別対応内容
プログラム研削 | ・バックグラウンド編集 |
---|---|
マルチ研削 | ・バックグラウンド編集・干渉チェック3D表示 |
コンタリング研削 | ・バックグラウンド編集・加工シミュレーション |
12点測定機能 | ・測定データ保存(要タッチプローブ) |
ドレス装置オプション
単石ドレッサー
単石ドレッサーを搭載すると平行ドレス追従加工が行えます。条件設定により、研削量の多いワークや、砥石の切れ止みを気にすることなく自動加工が可能です。
ロータリードレッサー
ロータリードレッサーを搭載すると、砥石を任意の形状に成形および追従加工が行えます。条件設定により、連続した複数個の砥石成形が可能です。またドレッサーの交換サイクルに優位性があります。