NOG-2HF
AWC搭載仕様
工具母材や金型パンチ加工に最適
省人化対応を強化
主に工具母材や金型パンチの加工を目的とした高効率円筒研削盤。一般的な加工設備では複数の工程を必要とするケースが多く見受けられますが、今回のバージョンアップによりこの悩みを大きく解決します。
2枚の砥石による高効率加工
焼結素材からの1パス加工が可能に
独立した2つの前後砥石軸を最大限に活用することで、一般的な円筒研削盤では不可能な、粗・仕上げ同時研削を実現します。
供給･加工･測定を自動化
供給から測定まで
機上ワーク測定にレーザー測定器を採用。加工後のワーク外径寸法を指定した位置（最大10点）で測定し記録します。レーザーによる測定であるため、異なるワーク形状ごとの測定段取りを変える必要がなく、効率よく自動連続加工を行うことができます。
ローディング装置搭載モデル
さらなる効率化を実現
NOG-2HFの特徴である粗・仕上げ2枚の砥石による高効率加工と、様々な形状の素材に対応できるにワーク自動ローディングシステムを組み合わせました。これにより、従来分けられていた粗削り工程と仕上げ工程を1つに集約するとともに、最大24本の無人連続加工が可能となりました。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| テーブル上の振り/センター間距離 | ∅180 / 300 mm |
| 対応ワークサイズ | 最大外径 ∅30 mm / 最大長さ 300 mm / 最大重量 2 kg |
| 砥石径 (Y軸) | ∅250 mm |
| 回転数 (Z軸) | 0 ∼ 6000 rpm |
| 砥石径 (Z軸) | ∅250 mm |
| 制御 | FANUC |
| ストック数 | 24本 |
WAZA520-EVOLUTION
機上測定で簡単・楽々
無人でも高精度
3軸(上下・前後・左右軸)制御による高精度機上ワーク測定機能を搭載。加工後のワーク高さを自動測定し、補正加工も自動で行います。また、自動測定はワークの位置検出にも活用できます。ワークをセットするだけで作業者が介入することなく、簡単に設定寸法に仕上がります。
左右位置決め機能で様々なワークに対応
汎用加工からコンタリング加工まで
左右軸にはボールネジ駆動方式を採用し、高精度な位置管理を可能にしました。汎用的な平面、溝加工はもちろん、形状の違うワークを複数個セットしての加工や、コンタリング研削まで幅広い加工に対応。研削工程の効率化をサポートします。
高精度を追求する機械構造
長期間の高精度を保証
上下構造には長島精工の特徴であるコラム・ヘッド一体構造、全摺動面でダブルV構造を採用し、更に摺り合わせを施すことで高い剛性と高精度の両立を実現。従来の長島精工製平面研削盤の特徴を踏襲した機械構造となっておりますので、要求精度の高い加工においても安心してお使いいただけます。
| 項目 | WAZA520-EVO 仕様 |
|---|---|
| チャックサイズ (ドレスなし) | 500 × 200 mm |
| チャックサイズ (ドレスあり) | 400 × 200 mm |
| 砥石の大きさ | ∅255 × ∅50.8 × 25 mm |
| 回転数 (インバーター制御) | 0 ∼ 3600 rpm |
| 制御 | FANUC |
| オプション | ポイントドレッサー |
| オプション | シングルロータリードレッサー |
| オプション | ワーク機上測定器 |